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2012年10月14日日曜日

たんなる偶然!?;なんたる偶然!?:フォントの話


今回はちょっとだけ文字(フォント)のお話…
と言ってもすごくパーソナルな “つぶやき” です。
ウチでつくっているカード類でつかっている欧文書体は
ゴシック体(サンセリフ?)はほとんどすべてGillSansです。
明朝体(セリフ?)はBurnhardmodernです。
たまに筆記体(スクリプト?)を使う時はその時々によって変えています。

セリフはやはり選ぶのが難しいなぁなんて感じています。
よく見るとそれぞれ個性的だし、なによりたくさんの要素から
出来上がっているように感じるからです。

最近新しい図案をつくっていて
なにかいいのがないかな〜。。。なんてぼんやりと
見本帳で明朝体(セリフ?)を見ていたら
『………』
と感じた書体があってさっそく使ってみました。
なんだかとてもしっくりきたし、クラシックな雰囲気が出たと感じました。
細身ながらもそこはかとなくゴツゴツした感じ(?)も気に入りました。
それはPerpetuaという書体です。

いやいや、イイ書体が見つかってホントよかったな〜、なんて思っていると
『フ』とその書体の生い立ちとか歴史が気になって
少しだけPerpetuaについて調べてみました。

するとなんと偶然にも、ゴシック体のGillSansをつくったエリックギルという人が
Perpetuaをつくっていたのでした!!

その書体が生まれた時から作者が同一なことはもちろん決まっていましたが
偶然にもそのことを知って驚いています!!

いやはや世界はまだまだ知らないことで満ちあふれていますね!!



大文字の『U』が特徴的です。なんだかシャレています。
kerning+50 ベタ組