Ladybird Pressでは
ポストカードや
グリーティングカードは
厚めで凹みやすい
ふっくらした紙を
使っています。
一方、昨日刷り終わった
『てんとう虫』のカードは
まるで凹んでいません。
最初は「凹みがないとちょっとナァ……」
なんて思っていました。
思い描いた仕上がりと
まったく違っていたからです。
しかしよくよく眺めていると
紙の質感もが出ていて
なかなかおもしろい。
一口にレタープレスといっても
様々な表現ができるし
ちょっと枯れたような
『カスレ』が出たりして
なかなか味わい深いものです。
しかも一枚一枚表情が異なるのが
おもしろいですね。
思い描いた仕上がりと異なるものが
全て悪いものではないんですね……
初めてそれを実感しました。
あるデザイナーさんが
「活版は『ゆらぎ』が魅力的だ」
と言っていました。
その言葉が印象的で
思わず唸ってしまいました。
まず『ゆらぎ』から思い浮かべたのは
ロウソクの炎です。
ゆらいでいますね〜。
一見同じかたちをして燃えていますが
よく見てみると絶えず揺れたり
縦長横長になったりと
刻一刻と表情を変えています。
まるで『活きて』いるようです。
まさしく『活版』
『活きた』版なのかなとも感じます。
初めての封筒付き2つ折グリーティングカードは
もうすぐアップさせていただきます。
※今回の内容は日本語が難しいので英語は省かせていただきます。
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