www.ladybirdpress.com

2013年5月30日木曜日

東京蚤の市『東京活版展』後記

5/25, 26と東京京王閣でおこなわれた
手紙社さん主催東京蚤の市の
東京活版展が無事に終わりました。
とても充実した2日間をすごさせていただきました。

いろいろ反省点もありますが
やっぱり楽しかったことが一番です!!

とても素敵なイラスト3点と
手キン8台とエンボス機1台を使ったワークショップも
ほんとうに楽しかったです。
やってるほうがこれだけ満足なのだから
実際にワークショップをしていただいたお客様は
もっと楽しかったにちがいないと思っています。

一番印象に残った場面は
ワークショップの後かたづけのこと…

手動機の持ち主さんたちのそれぞれの
掃除の仕方や手入れの仕方を見せていただいて
とても勉強になりました。

みなさんそれぞれ
独自の世界観や考え方を持っているのですが
みんなジッと他の人のやり方をみていたのが
印象的でした。。。

Ladybird Pressのグッズのほうは
今回すこし趣向を変えたものを用意してゆきました。
それについてお客様ともいろいろお話ができて
手応えも感じました。
とてもよかったと思っています。

またちかぢかブログのほうでご紹介できると思います。

参加者のみなさま
ご来場のみなさま
関係者のみなさま
ほんとうにお疲れさまでした。






2日目に中継に来てくれた調布FMの
リポーターさんにワークショップの
説明をするちょっとイケてる僕。



























1日目にあまりに空腹でアイスを食べながら
接客するかなりイケてない僕。

2013年5月24日金曜日

5月25日(土), 26日(日)

5月25日(土), 26日(日)

待ちに待った

手紙社さんの『東京蚤の市』の日がやってきました。

この日のためにいろいろと準備した参加者さんも

この日の参加者さんを楽しみにしていたお客さんも

みんなで楽しい時を過ごせたら最高にハッピーだと思います。

いろんな楽しいお店がたくさんでますのでご期待ください。

『東京活版展』のほうもほぼ準備が整ったようです。

こちらもめったにないほど老舗の活字やさんや

新鋭活版クリエーターが揃います。

ワークショップも豪華!!

みなさまのお越しをおまちしております。

Ladybird Pressもひっそりと

営業させていただいておりますので

よろしくお願いいたします。



東京蚤の市Facebookページ

2013年3月21日木曜日

リサイクルタグ:recycle tag

最近は名刺をはじめオーダーのお仕事などを
少しだけさせていただいております。
とってもありがたいことです。

そんなこんなで仕上がったものをお渡しするときにいつも
なにかパッケージもちょっと一工夫したいなぁと思っていました。

この殺風景な中になにかいいものないかな〜
なんて思いながらぼんやりと
スタジオを眺めていました。

もともとLadybird Pressは伝統文様のカード類を
つくっているのでカラフルな試し刷紙がたくさんです。
しかもいろいろ重ねて刷ってあるので
特に意味もなく感覚的に『なんとなくキレイ!!』
というものです。

そこからこのリサイクル・タグが生まれました。
文字やなにかはもちろんレタープレス。
ハガキ大の紙を4等分してカラーの紙紐をつける。
いたってシンプルなこのタグがなかなか人気です。
これからカタチやサイズにもバリエーションをつけて
ゆきたいと思います。

やっぱりお客さんに喜んでほしいの一心に尽きますね。



2013年1月11日金曜日

NYG展/ほんのてんらんかい

あけましておめでとうございます。
旧年中はみなさまにはほんとうにお世話になりました。
本年もマイペースで歩んでゆきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

今月はいきなり2つの展示に参加させていただいています。


1月からステキなトコに参加させていただけるなんてとてもありがたいことです。




★New Year Greeting展

さまざまなクリエーターの年賀状を一同に集めた展示会です。
これはちょっとスゴイのではないでしょうか!!
とにかく見てみていただくのが一番だと思います。
1/11から『ギャラリーみずのそら』にて。

ギャラリーみずのそら HP http://www.mizunosora.com/
ananas press HP http://www.ananaspress.com/cms/
CATALYZE DESIGN weblog http://www.blog.catalyze-design.com/
New Year Greeting展 https://www.facebook.com/pages/New-Year-Greetings-%E5%B1%95/471946802848650       



★ほんのてんらんかい

隠岐の島の『廃校』でおこなわれる『てんらんかい』
Ladybird Pressの制作物をご提供させていただいています。
内容はこちらがわかりやすいようです。
廃校になった小学校でなにかをするなんてとても楽しそうですね。
http://www.shimanenichinichi.co.jp/kiji/show/25263
1/12から『隠岐郡西ノ島町の廃校となった小学校』にて。

隠岐アートトライアル
https://www.facebook.com/oki.art.try

2012年12月2日日曜日

師走:December

ことしも残すところ一ヶ月。
今年はどんな年だったかと
思いおこしています。
昨年末から一人で
屋号を考えたり
ポストカードをつくったり
ホームページをつくったり
Tiwtterのアカウントつくったり
Facebookページをつくったり…
嬉しかったのはカードが売れたこと(笑)
福岡や大阪の方にも買っていただき
ほんとうに嬉しかったです。

年初めからは手づくり市などに
一人で参加していました。
もちろん誰一人知り合いもいないし
寒いし大変でしたが
何人かものづくりの知人ができて
Facebookページにいいねをしてくれました。

5月に朗文堂さんの『活版凸凹フェスタ』
に出展して活版の知人がたくさん増えました。
Twitterでよく見かける人たちと交流できて
とても心強くなりました。
6月は「モノマチ」に参加させていただき
さらに交流が増えました。

9月にはウチのグリーティングカードが
東急ハンズにはいるという
すごいことがありました。
ほんとうにビックリです。

来年はオーダーの名刺印刷を始めたいと
思っていろいろと準備をすすめています。

なにが原因でいいことがたくさん起きたのか

特定はむずかしいのですが
ひとつ言えることは
いろいろな人のおかげです。

おかげさまでなんとか無事に
今年を終えることができそうです。
来年もみなさまとともに
歩んでゆきたいと思います。

2012年11月25日日曜日

晴れの日のレタープレス

先週末に新作がすべて刷り上がり
今週末はホッと一息つきながら年明けの展示用のモノを
ありあわせの版とはじめての紙をつかって刷る

ヒーターをつけてスタジオを稼働温まで上げるあいだに
小川のコーヒーをたてながらトーストを一枚焼き
地元産の日本ミツバチのはちみつを塗って
ゆっくり食べる

スタジオに行ってエプロンをつけ
iphoneのInternetRadioのバッハチャンネルをかけ
カチャカチャとメタルベースをファニチャで
チェースに組みつける

ざっと版を見渡してペタペタとメタルベースに貼ってゆき
ちょっと遠目で確認してからジャッキでゆっくりと締める

墨インキを丁寧に練りながらディスクに移して
ローラーで丹念にのばす

ローラーの音がいつもの音になると
チェースをマシンにセットして紙の見当をあわせる
水平器を使って慎重に、正確に

インクをなじませて試し刷紙に刷ってみる
圧は?
インクの量は?
何度も試す

今日はここまでがまるでスローモーション
鳥の鳴き声もリズムになって聞こえるような。。。

あまりない体験でした。。。

    ※  ※  ※

最近図柄のことを考えていて
新しいテイストと刷り方にしようと考えていました
それが具体的になってきたのでよかった。。。

まだまだ初心者
楽しく行こう!!




2012年10月14日日曜日

たんなる偶然!?;なんたる偶然!?:フォントの話


今回はちょっとだけ文字(フォント)のお話…
と言ってもすごくパーソナルな “つぶやき” です。
ウチでつくっているカード類でつかっている欧文書体は
ゴシック体(サンセリフ?)はほとんどすべてGillSansです。
明朝体(セリフ?)はBurnhardmodernです。
たまに筆記体(スクリプト?)を使う時はその時々によって変えています。

セリフはやはり選ぶのが難しいなぁなんて感じています。
よく見るとそれぞれ個性的だし、なによりたくさんの要素から
出来上がっているように感じるからです。

最近新しい図案をつくっていて
なにかいいのがないかな〜。。。なんてぼんやりと
見本帳で明朝体(セリフ?)を見ていたら
『………』
と感じた書体があってさっそく使ってみました。
なんだかとてもしっくりきたし、クラシックな雰囲気が出たと感じました。
細身ながらもそこはかとなくゴツゴツした感じ(?)も気に入りました。
それはPerpetuaという書体です。

いやいや、イイ書体が見つかってホントよかったな〜、なんて思っていると
『フ』とその書体の生い立ちとか歴史が気になって
少しだけPerpetuaについて調べてみました。

するとなんと偶然にも、ゴシック体のGillSansをつくったエリックギルという人が
Perpetuaをつくっていたのでした!!

その書体が生まれた時から作者が同一なことはもちろん決まっていましたが
偶然にもそのことを知って驚いています!!

いやはや世界はまだまだ知らないことで満ちあふれていますね!!



大文字の『U』が特徴的です。なんだかシャレています。
kerning+50 ベタ組